学校教育、先生の仕事

【学級】生徒が“ありがたい”と思う担任の特徴【クラス担任】

生徒にとって、毎年春先の最大の関心事のひとつは、「担任はどんな人か」です。

 

また、先生にとっても、生徒と良い関係を早い段階で築くことは、1年間の円滑なクラス経営に関わることです。

 

この記事では、生徒と関係を作っていく際に、生徒が「この先生が担任でありがたい!」と思う先生の特徴を3つ述べます。

 

これは決して先生が生徒に“媚びる”ための方法ではなく、生徒の気持ちをしっかり掴んで、良い担任生活を進める上での大切な仕事のスタンスだと思って、一読していただけたらと思います。

 

朝礼が簡潔で短い

多くの学校で、学級朝礼には10分という枠が与えられています。

その日の連絡事項の量にもよりますが、上手な先生は1分以内で朝礼を終え、あとは近くにいる生徒と雑談をします。

 

一方で、10分間をフルに使う先生もいます。

よほど毎朝何かしらのテーマが決めてあって、10分間を使い切るという”ポリシー”を持つ先生なら話は別ですが、ただダラダラと連絡や話をする先生は実際少なくありません。

 

 

話がつい長くなってしまうのは「わかりやすく丁寧に」を念頭に置く、ある意味教員の職業病のような側面もあります。

 

ですが、どんな連絡事項でも、本当に大切な事柄は1つの連絡でもせいぜい1つか2つでしょう。

 

「ちゃんと説明したのにわかってない!」と嘆く先生の背景には、丁寧すぎるが故に、大切なポイントが全く伝わっていない可能性が高いです。

 

大人がそうであるように、生徒にとっても朝の10分は貴重な時間。

 

その10分に沢山の余裕を与えてくれる(つまり話が短い)担任の存在は、生徒からしたら“ありがたい”ものです。

 

朝礼を簡潔にまとめることは、間違いなく先生にとっても生徒にとってもメリットが大きいです。

 

連絡事項の内容をしっかり把握している

仕事が忙しいのは先生だけでなく、生徒も同じです。

朝から夕方まで授業はあるし、部活もあるし、宿題もあるし、親と提出物のやりとりもしなければなりません。

 

忙しいときは色んな情報を忘れてしまいがちなので、担任に改めて尋ねるのは珍しいことではありません。

 

基本的に、生徒は「先生に聞けば何とかなる」と信じているので(その良し悪しは別として)、そんなときに「え〜、どうだったっけ〜」となる先生は、生徒からしたら頼りないものです。

 

特に事務的な諸手続きに関する質問で、その内容や提出日や本当に尋ねるべき相手をしっかり把握しておくことは、担任の仕事としてはとても大切な“抑えどころ”です。

 

困ったときに適切な回答を与えてくれる担任の存在は、生徒からしたらありがたいはずです。

 

教室の黒板や掲示板に大切な情報が記してある

上記のように、いくら先生が情報をしっかり把握していても、特に中学校以降になると、先生が担任する生徒と顔を合わすのは、授業がない日は朝礼と終礼くらいです。

 

先生がどれだけ連絡事項をわかりやすく説明しても、生徒は情報を錯綜させ、よく混乱を引き起こします。

 

そんなとき、適切な情報源が教室にあるという状況は、かなり大切です。

 

大切な連絡事項は、だいたい口頭説明に加えて、プリントも発行されています。上手な先生は、そういった情報をいつも教室の同じ掲示板に貼っておきます。

 

また、口頭連絡をするときは、最後に「今の連絡については、ここに紙貼っとくからね」と、毎回同じ説明をします。また、プリントがない場合も、教室前後の黒板の空きスペースを上手に使っています。

 

要は「わからなくなったらとりあえずここを見なさい」という流れを普段から作っておくことが大切です。

こういう目に見えない誘導も、生徒の信頼を得るには大切なことです。

 

最後に

上記3つに共通する内容は、どれも学級内の“事務連絡”に関するものです。

 

担任の仕事は、“芸能人のマネージャー”に似ています。

 

彼らが担当タレントのスケジュールをしっかり管理しているように、生徒が取るべき動きを担任が確実に把握しておくことは、本当に欠かせないことです。

 

 

「ドラゴン桜」や「ごくせん」のような熱い担任でいることも大切ですが、現実的には上記のような抑えどころをしっかり抑えられている担任は、生徒からしたらありがたい存在であるはずです。

 

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ABOUT ME
Kohei
名古屋大学大学院国際開発研究科修了後、愛知県内で英語教諭として勤務。退職後、青年海外協力隊(2017年度2次隊青少年活動)に参加し、ケニアに渡る。2019年9月より英国ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)にて、教育開発学を学ぶ。