IELTS

【イギリス留学】IELTSライティングの概要とアドバイス【目指せ7.0】

日本人に限らず、世界中のIELTS受検者にとって、IELTSライティングは一番の鬼門です。

他のセクションは目標スコアをクリアしていても、ライティングだけはまだ足りない、というのは受検者に共通する悩みです。

2019年現在、私はイギリスの大学院に籍を置いていますが、世界中から来た留学生たちも、最後までライティングに苦しめられたと口を揃えて言っています。

この記事では、IELTSライティングの概要について紹介します。

 

IELTSライティングの構成

ライティングでは、60分間で2つの英文エッセイを完成させなければなりません。2つの英文は、それぞれTask1Task2という呼び方をします。

Task1では、与えられたグラフや地図の内容を150語以上で説明する問題です。

一方、Task2は、社会的なトピックに関して、自分の考えを250語以上で論理的に書かなければなりません。

また、2題を60分間で効率良く書き上げるには、時間配分が大切です。

どのテキストやウェブサイトを見ても、Task1は20分Task2は40分で書くことを推奨しています。

 

私自身もイギリス留学に向けてIELTSを複数回受検しましたが、この時間配分でほぼ間違いないと感じています。

では、次に各パートの概要を述べていきましょう。

 

IELTSライティングTask1の概要

先述の通り、Task1では与えられたグラフなどについて、20分以内に150語以上で説明しなければなりません。

Task1の問題タイプは、「Graph」「Map」「Diagram」の3つに分けられます。

 

①Graph

超定番パターンです。グラフといっても、棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、表(テーブル)のいずれかが出題されます。

例えば、お題が「2000年の日本の平均的な家庭の都市別石油消費量」の棒グラフとしましょう。グラフには、各都市の消費量が記されてます。

受検者はこのグラフを見て、どの都市の消費量が多いか(或いは少ないか)について、グラフに記された客観的な事実を述べなければなりません。

どのタイプのグラフであっても、数値などの増減や多い少ないを述べる点は、どれも共通しています。

 

②Map

こちらもしばしば出題されます。

例えば、「ある街の1970年と2000年の地図の比較」という問題であれば、受検者は2つの地図を見比べ、「30年の間に、街中心部に大きいショッピングモールや道路が建設された」といった客観的な事実を、ひとつひとつ首尾よく説明しなければなりません。

 

③Diagram

こちらは上記2つに比べると出題頻度はかなり下がります

問題タイプは2種類あり、ある作業の工程について描写する「process diagram」と動植物の発達などについて描写する「natural diagram」です。

 

Task1について絶対に知っておくこと

以上で述べたように、Task1では上記3タイプのいずれかが出題されます。

しかし、ここで心得ておくべきことは「この3タイプの出題頻度がまったく異なる」ということです。

最も出題されるタイプは①Graphです。圧倒的に多いです。

②Mapもしばしば出題されますが、①Graphに比べると確率はグッと下がります。

そして、③Diagramは滅多にお目にかかることができません

そのため、Diagramは対策すらしないという受検者も多くいます

 

なので、みなさんの学習方策としては、「GraphとMap対策に多くの時間をかけ、Diagramは後回しにする」というのが最も現実的で効率的な学習の進め方だと思います。

学習期間に十分余裕のある人は、どれもバランスよく勉強されると良いでしょう。

決して「Diagramは捨てろ!」と言うつもりはありませんが、もしIELTS本番でDiagramが出題されたら、そのときは己の不運を嘆きましょう笑

 

IELTSライティングTask2の概要

一方、Task2では、社会的なお題について、40分を目安に250語で論じなければなりません。

実は、ライティングの配点は、このTask2が3分の2を占めていると言われています。よって、Task2でいかに完成度の高いエッセイを書き上げるかが、IELTSライティング攻略のカギとなります。

先ほどから「社会的なお題」と述べていますが、具体的にはどのようなトピックが出題されるのでしょうか?

いくつか確認してみましょう。

 

一番多いのは、「教育」に関する問題です。

例えば、「生徒による教員評価の良い点と悪い点を述べよ」といった感じです。

次に多いのは、「メディア」「仕事」に関する出題とされています。

「有名人に対する過度の取材は許されないことか?或いはしょうがないことか?両方の意見について議論せよ」や「仕事における過労死の原因とその対策について述べよ」といった具合です。

他にも「環境」「医療」「犯罪」などといった、ごく一般的なトピックが出題されます。

 

余談ですが、IELTSは世界中の人々が受検します。出身国によって、得意不得意の差を出さないためにも、こうして一般的なトピックに絞って出題しているそうです。

 

そして、エッセイの構成スタイルですが、ざっくり言ってしまえば「皆さんが学生のときに書いた小論文」のイメージにかなり近いと思います。

言い換えれば、「お題にしっかり応えつつ」、「導入→内容(具体例も入れて)→結論を首尾よく書く」といった感じです。

詳細については別記事で述べますが、とりあえずこれだけでも覚えていただけると良いかと思います。

 

おわりに

当記事では、IELTSライティングの概要について述べました。

Taskごとの具体的な学習方法や役立つテキストやウェブサイトについては、別項に譲ります。

 

この記事を通じて皆さんに覚えておいて欲しいことは、「Task2が配点の3分の2を占める」「IELTSでは、ライティングが最も高得点を取るのが難しい」ということです。

 

言い換えれば、「ライティング攻略のカギはTask2であり、IELTS攻略のカギはライティング」です。

 

IELTS受検を考えている人は、ぜひライティングの準備に最も時間をかけることを強くおすすめします。

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ABOUT ME
Kohei
名古屋大学大学院国際開発研究科修了後、愛知県内で英語教諭として勤務。退職後、青年海外協力隊(2017年度2次隊青少年活動)に参加し、ケニアに渡る。2019年9月より英国ユニバーシティカレッジロンドン(UCL)にて、教育開発学を学ぶ。